01 — 名前
噛む、という名前。
ギリシャ語の μαστίχα(マスティハ。古代の綴りは μαστίχη)は、「歯ぎしりする、噛む」を意味する μαστιχάω から来ています。それが後期ラテン語の masticare になり、英語の masticate——咀嚼する——になりました。英語で「咀嚼する」と言うとき、人はこの樹脂の名前を呼んでいます。
- μαστίχαギリシャ語 — 噛むもの(古代形 μαστίχη)
- masticare後期ラテン語 — 噛む
- masticate英語 — 咀嚼する
マスティハは、世界最初のチューインガムのひとつと言われます。口に入れると最初はわずかに苦く、噛むうちに甘く、松や杉に似た木の香りに変わります。
島の人は、幹の傷から滲み出て涙のかたちに固まった粒を「キリストの涙」「キオスの涙」と呼びます。
出典: Wiktionary — mastic(語源) Chios Mastiha Growers Association